2007年05月19日
みなさんこんにちは★
玄関を出たら雨がポツリポツリ。でもここで車で出勤する事にしたら、なんだか負けた気がする…。変な意地をはって、雨の中を自転車でやってきました。するとどうでしょう、お店についたと途端に、太陽が顔を出しました。いつもこんなんです(T-T)
旅日記・その12
★5月1日(火曜日)・サンタフェ〜サンフェリペ・プエブロ〜アルバカーキ(後半)
サンフェリペ・プエブロでの興奮冷めやらぬまま、この旅の最後の夜をむかえるべく、日も暮れた頃アルバカーキへ到着。
何度も足を運んだWALL MARTで、晩ごはんのおかずやら、ビールやらを買い込んでいつものモーテル、DAYS INNへ。
シャワーを浴び、翌日の帰国にむけて仕入れた商品と自分の荷物のパッキングをしていると、
トントントントン、、、、ドアをノックする音が????
誰かが訪ねて来る予定もなく、ここに泊まっている事を知る人もいないのに、誰だろう?
モーテルのフロントの人かな、そう思いドアののぞき穴から確認すると、違う、ぜんぜん違〜う!!
見るからにヤバそうな感じの男性と、連れの女性が立っている。(たぶんメキシコかヒスパニック系の方)
これは、触らぬ神に祟りなしだ。
ほうっておけば居なくなるだろう、部屋を間違えてるだけかもしれないし。が、しかし、
トントントン、トントントントン、トントントントントン。
諦める気配、全く無し!!
なんだよもう〜、こわいよ〜。
仕方がないので、ドアチェーンをかけたまま(←これが正解だった)、ほんの少しだけドアを開けると、その男性、「電話を貸して欲しい、部屋に入れてくれ」と言う。
ふつう、そんなのぜ〜ったいありえない!!
こんなに部屋があるのになんでウチ?それよりフロントでかりればいいでしょ〜。
あやしい危険な空気に心臓バクバク(>-<)
「いや、それは無理です、フロントに行ってください」
丁寧にお断りしたものの、「入れろ、電話をかせ」と、部屋に入ってこようとする。
でも、こちらも部屋に入れるわけにいかない。
すると、その男性の連れの女性がキレ気味に言い出した。
「この部屋に今朝まで泊まっていた。うちの旦那が携帯電話を忘れたから、探したい。だから部屋に入れてよっ!」
さっきと話がすっかり変わってるよ〜。
再び、丁寧にお断りすると、その女性、もう何を言っているか分からないほどの金切り声で騒ぎ出した。
その様子に、ムカッときた。
ムカッが怖さを追い越してしまいました。
はやく荷物をまとめて、晩ごはんを食べたいのに、キンキン冷やしたビールが飲みたいのに、、、
なんでこんなに怖い思いして、見知らぬ女性に怒鳴られなきゃいけないの?
その後の10数秒間、「フロントに行け!!」と言った以外、自分でも何を言ったかよく覚えていません。
ただ、久しぶりに怒りました。
それもシャワーを浴びた後で、頭にタオルを巻いたまま、すっぴんで。。。
よっぽどの怒りっぷりだったのか、すっぴんがヤバかったのか(笑)、二人はその後、部屋を訪れる事はありませんでした。
でもね、ほんとに怖かったです。
彼らの目的が何だったのかは未だに分かりませんが、もし万が一拳銃なんて持ってたらどうしよう、それで頭がいっぱいでした。
何もなかったからこうして話せる、この旅で唯一の恐怖の出来事でした。
それでも、お腹は空くし、ビールは冷えている、ということで、ベットの上で最後の晩餐。
その夜は、荷物をまとめてドアの前に積み上げて、窓の外を気にしつつ、就寝。。。
明日は朝一番のフライトでアルバカーキを発ちます。