2011年11月30日
みなさんこんにちは★
昨日は定休日。
お休みありがとうございました(^-^)
今日は、ふと空を見上げたら、
北の方から、どんより灰色の雲が、冷たい風と共にやってくるのが見えました。
あ~寒い寒い。
お店の狭さに全く合わない、大きな大きなエアコンが、異音を発しながら稼働中です。
来春にはさよならですが、せめて最後のこの冬だけは、壊れないで乗り切って欲しい。
今のところ、異音は発しているものの、温風は出ている。
がんばれ、エアコン!!
お店の移転先は、いまだ決まらず。
なかなか難しいものですね。
がんばれ、私!!
いろいろと頭を悩ませている中ですが、
今日はいいニュースがありました。
「警戒区域内のペット保護 県、ガイドライン作成へ 福島」
県は29日、東京電力福島第1原発事故から半径20キロ圏内で立ち入りが禁止された警戒区域に取り残されているペットを保護するため、民間の動物愛護団体の立ち入りを認める際のガイドラインを一両日中にも作成することを明らかにした。作成後、立ち入りの許可権限がある同区域内の関係市町村と協議に入る。
環境省によると、同区域内で登録されていた犬は約6千匹で、このうち保護された犬猫は約600匹にとどまっている。一般社団法人「UKCJAPAN」(京都府亀岡市、細(ほそ)康徳理事長)によると、飼い主らが連れ出したペットを除いても約1千匹が同区域内に残っているとみられるという。
愛護団体の立ち入りについて、県はこれまで一定の基準がなかったことでさまざまな団体が無秩序に入り、トラブルになるケースがあったことを理由に認めていなかった。このため、ガイドラインを作成し、クリアした団体の立ち入りを認めることにした。ガイドラインには一時的に預かる自前のシェルターの有無などが盛り込まれる見通し。
大島正敏県食品生活衛生課長はUKCJAPANとの協議の席上、「自己責任できちんと管理できることが条件。一定のルールを設け、民間団体も含めペットの保護活動に取り組んでいきたい」と話していた。
細理事長は「これから本格的な冬を迎え、餓死や凍死するペットが増えることが懸念される。一日でも早くペットを救出したい」と期待を寄せた。
個人的には、もっと早く愛護団体の立ち入りを許可していれば…と思わずにはいられません。
現に、多くの動物愛護団体が、警戒区域となった20キロ圏内への立ち入りを求め、自分達ならより多くの命を救う事ができると言い続けていました。
でも、時間はかかってしまったけれど、
ようやく20キロ圏内に取り残された犬や猫たちの救出作業が本格的に始まることに、大きな希望を見出せました。
後方支援、募金など、私も自分にできることを続けます。
画像は、実家の柴犬こコテツ。
原発が爆発した時、父はコテツの鎖を外して自由にしました。
少し頭がゆっくりとしているコテツ。
大嫌いな車に乗せて知らない場所に避難しパニック状態になるより、
一番落ち着く、家の縁の下に居る方がこてつの為にいいと判断したからです。
いっぱいのドックフードと、いっぱいのお水を縁の下に置いて。
すぐに戻れる。
そう信じて。
しかし、事態は悪化する一方。
屋内退避から、緊急時避難区域へ、そして町から人はいなくなりました。
そんな状況でも、父はエサと水をやりに数日おきに家に戻り、
そしてコテツは、ちゃんと家を守っていました。
でも、いつの日からか、コテツの姿は見えなくなりました。
裏の山ん中でも走り回ってんだろ。
笑いながらそう呟いた父は、とても寂しそうでした。
それから約1ヶ月。
もうダメかもしれない…そう思いながらも、
たくさんの動物愛護団体の保護犬情報を、毎日毎日、目を皿のようにして見ていると、、、
民宿ひろのにて保護
尾っぽなし
柴犬オス
「尾っぽなし」!!
コテツだ!!!
コテツは、エンジェルスという動物愛護団体のメンバーとして活動している、DJ村内くんに保護され、宮城県仙台市のシェルターで暮らしていました。
私がネット上で見つけた翌日には、父と母が迎えに行き、画像はその時の記念写真です。
ニュースの中に、「愛護団体の立ち入りについて、県はこれまで一定の基準がなかったことでさまざまな団体が無秩序に入り、トラブルになるケースがあったことを理由に認めていなかった」とあります。
あの混乱した危機的状況下です。トラブルのひとつやふたつあって当たり前でしょう。
動物愛護団体に対して、賛否両論あるのも分かっています
でも、それよりも、あんな状況の中、動物達の命を救いたいと、震災直後の被災地と原発30キロ圏内に自ら向かっていった彼らの信念と勇気に心からの感謝を送りたいです。
エンジェルスさんのリンクを貼ります。
よかったら、
ブログ「スタッフ活動日誌」を、2011年3月から読んでみてください。
動物愛護団体 エンジェルス