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Today’s Diary
買い付け日記・その11
2007年05月18日
みなさんこんにちは★
今日は朝からピーカン!!。そして暑〜い。
昨日はあんなに肌寒かったのに、今日はお店についた時には汗びっしょりでした。こりゃ、また日に焼けたな…

旅日記・その10
★5月1日(火曜日)・サンタフェ〜サンフェリペ・プエブロ〜アルバカーキ(前半)
明日は朝一番の飛行機で移動のため、今日は自由に動ける最後のいちにち。
午前中は、サンタフェに住む知人でビジネスパートナーのお宅を1年ぶりに訪問。少しお仕事をして、あったか〜い日本茶とおせんべいをご馳走になって、久々に飲んだこの緑茶の美味しさと、日本語での会話にホッと一息!やっぱり日本人なんだなぁ、と実感しました。
知人にまた会いに来る事を約束して、一路サンフェリペ・プエブロへ。
サンフェリペ・プエブロは伝統的な宗教や習慣を維持しようと、外部からの圧力に強く抵抗した部族のひとつ。そのため通常は一般の人が居留地に入る事が禁止されているのですが、1年に2回だけ一般の人が入る事が許される日があります。
その日が実は今日、「Corn Dance」(コーンダンス)という儀式が行われる日。偶然にもこの素晴らしい機会に、サンフェリペ・プエブロを訪れる事が出来たのです。
200〜300人くらいの男性、女性、子供たちが伝統的な衣装に身を包み、落ち着きのあるドラムの響きと男性の歌声にあわせて、ゆっくりと足を踏み鳴らし、独特な腕の振りをつけて踊ります。
これは、先日見たパウワウのようなコンテストでもなく、観光客のためのパフォーマンスでもない、彼らにとってトウモロコシの収穫を祈る神聖な儀式。
そして、私はここで奇跡を体験しました。
ドラムの音色と歌声が大きくなりダンスが佳境に入ると、真っ青に晴れ渡った空が一気に暗くなり、ダンサーたちの踊る広場の上に黒い雲が集まりだしました。
そして、雷鳴と共に何本もの稲妻が光り、強い一陣の風が舞い上げた砂嵐に目を覆った瞬間、大粒の雨が降りだしたのです。
ふと振り返ると、後ろにそびえる山の上の空は青空のまま。
あまりの神々しさに、全身に鳥肌が立ちました。
そう、この「Corn Dance」は、トウモロコシがよく育つために雨を呼ぶ儀式でもあったからです。
全身に鳥肌をたててびっくりしているのは私だけのようで、まわりの村人たちもダンサーたちも驚く様子は全くなく、ただ静かに、そして気持ちよさそうに、雨を受け止めていました。
儀式の中で使ったスイカがその場に居合わせたみんなにシェアされて、そのスイカにかぶりつきながら思ったこと。
もしかしたら、この雨雲も、雷鳴も、稲妻も、一陣の風も、大粒の雨も、青空も、すべて偶然だったのかもしれない。
それでも、今日この日にここに居ること、雨を願った人々と一緒にスイカの種を飛ばしながら、雨に濡れていること、となりに座ったおばあちゃんが優しく微笑みかけてくれたこと、、、
今日ここで経験したことすべてが、私にとって、偶然という名の奇跡だということ。。。

次回はサンフェリペ・プエブロを後にし、アルバカーキでの最後の夜をむかえます。

画像は、公式サイトからお借りしたコーンダンスの写真。(写真撮影やスケッチなどの記録が禁止されているため、写真は撮ってきませんでした)
実際はもう少し違う感じの衣装でした。

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