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Today’s Diary
白い猫
2012年12月13日
みなさんこんばんは★
すっかり日が暮れました。
今日も遠方よりご来店いただいたり、
電話でご注文いただいたり、
オーダーアイテムの制作をしたり、
忙しい一日を過ごさせていただいています(^-^)
ありがとうございます♪
昨日の午後、注文していたpendletonのブランケットがアメリカから届きました。
オーダーアイテムの制作用です。
制作も佳境に入ってきました。
気を抜かずにがんばって仕上げます(^-^)

ここから先は、
今日の夕方起こった出来事で、
全くもって救いのないお話なので、
暗い気持ちになりたくない方はスルーしてください。

今日の夕方、
外から、ドンッと、聞き慣れない音がしました。
聞き慣れないけれど、直感でわかる、嫌な音。
と同時に、キャーという数人の叫び声。
ビクッとして外を見ると、道路に横たわり苦しそうにもがく白い猫。
猫がはねられた、まだ生きてる、助けなきゃ!!
外に飛びだそうとしたその瞬間、
後続の車が、スローモーションのように猫に乗り上げた…
近くにいた高校生達が、再び悲鳴をあげる。

真っ白な猫は、真っ赤な猫になって、息絶えました。

最初に猫をはねた白い車の男性も、
そのあと猫を轢いた後続の車の若い女の子も、
一瞬スピードを落としたものの、
停まることなく、その場を走り去りました。

絶望的な状況の中、
走って来る後続車に反対車線によけてもらいながら、
血で真っ赤に染まった白い猫をタオルでくるんで、
ダンボールにそっと入れて、店の前に。
道路に残った内臓と血は、隣の魚屋さんがホースの水で流してくれました。

その後、役所の方が猫の亡骸を引き取りに来ました。
ゴミ収集車で。
死んでしまった動物は、廃棄物なのだそうです。
ダンボールの中でタオルにくるまった白い猫は、
生ゴミと同じように、
ゴミ収集車のローラーに潰されて巻き込まれていきました。

飛び出してきた猫をよけきれなかった白い車の男性も、
とどめを刺してしまった後続の車の女の子も、
運が悪かったんだと思う。
ゴミ収集車のおじさんも、あれは仕事で、
好き好んでやってるわけではなく、
きっと誰も悪くない。

でもなんでしょう、
この後味の悪さは。
この重い気持ちは。
ゴミ収集車を前に、
何も言えず、何も出来ず、
ただただ途方に暮れた、12月の寒い夕方でした。

猫がはねられたとき、泣き叫んでいたニコリさんは、
そのあとからダンボールに入って背を向けたまま出てきません。
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