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Today’s Diary
あちら側とこちら側
2011年06月15日
みなさんこんにちは★
爽やかで気持ちのいいお天気です。

昨日はお休みありがとうございました。
午前中は、掃除をし、洗濯をし、洗車をし、
午後は、緊急時避難準備区域に入る、実家の広野町に行ってきました。
先週からママさんも実家に戻り、
パパさんママさん二人揃って実家での生活を再開しています。
実家から、ほんの2キロほど北に向かうと、そこから先は警戒区域。
立ち入る事はできませんが、その境目を見ておきたくて車を走らせました。
警察の厳重なバリケード。
こちら側と、
あちら側。
なにが違うのか、考えるヒマも与えられないまま、
有無を言わさずUターンさせられた私の車。
と同時に、あちら側から、マイクロバスが出てきました。
併走する私の車と、マイクロバス。
見上げると、真っ白な防護服に身を包んだ人々。
一時帰宅の方々でした。
隣町の楢葉町は警戒区域。
昨日が一時帰宅の日で、2時間の帰宅を終え、
中継基地となっている広野町の町民体育館に戻る所のようでした。
自分の車で、好きな音楽を聴きながら家に帰る私と、
マイクロバスで、防護服にマスク姿で、家から大切なものを持ってきた人々。
あいまいな境界線が分けた、
あちら側と、
こちら側。
原発事故から3ヶ月が過ぎた今、
あらためて、いろんなことを考えています。

画像は、広野町の海沿い。
道路は陥没し、津波が家々を押し流したあの日のまま、時が止まっています。
町を上げて自主避難しているので、瓦礫の撤去や復旧作業などは行われる事もなく、
家に車が突っ込み、田んぼには流されてきたテトラポットが山積みになったまま。
一方で、遠くに見える煙突は広野火力発電所のもの。
地元の同級生や先輩後輩たちは、避難先から通勤し、
他にもたくさんの作業員が入り、
夏場の電力供給再開へ向けて、
復旧作業が行われています。
悲しいけれど、
これも、
こちら側と、
あちら側。

でも、実際に自分の生まれ育った町に行ってみて、
あちこち見てまわって、
歩いてみて感じたこと。
きっと、
だいじょうぶ。
なんの科学的根拠もありませんが、
直感が、そういっています。
だいじょうぶ。
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